二十四節気とは、地球が太陽を一周する時間を二十四期に分け、季節の変化を知ることで体調管理やそれに伴う食事のヒントが得られます。
暦では11月8日は立冬(りっとう)にあたります。
立冬(りっとう)とは『紅葉や冬枯れの景色となり、冬が始まる頃』です。
日毎に日照時間が短くなり、寒さを感じやすく確実に冬に向かっていることを体感します。
冬は貯え保存する季節です。
身体をしっかり温める食材を摂り、内臓を冷やさぬよう過ごしましょう。
太陽に背を向け、土の中にもぐってグングンと伸びていく根菜類(レンコン、人参、ごぼうなど)は、大地のエネルギーが沢山詰まっている冬を代表する野菜です。
これらの野菜は身体を芯から温めてくれる食べ物です。
特長はぎゅっと堅く詰まっているイメージです。
これからの季節、これらの食材を上手に取り入れ、よく噛んで美味しく頂きましょう。
また逆に大地から太陽に向かって高く伸びる食材(トマト、きゅうり、ナス、とうもろこしなど)は夏を代表する野菜です。
これらの野菜は身体を冷やす作用がありますので、寒くなったこの時期、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう!
特長は柔らかく水っぽいイメージです。
季節の冬と夏を比べるように冬野菜と夏野菜も比べてみると特長が正反対ですね。
身体をしっかり温め、これからやってくる厳しい寒さに負けず楽しい冬を過ごす準備をしていきましょう。