二十四節気とは、地球が太陽を一周する時間を二十四期に分け、季節の変化を知ることで体調管理やそれに伴う食事のヒントが得られます。
暦では1月20日は大寒(だいかん)にあたります。
大寒(だいかん)とは『大雪が降り、氷が張りつめ、最も寒くなる頃』です。
実際暦の冬至は先月既に迎えましたので、日中の長さは日毎に長くなっていますが、寒さはこの頃が一番厳しい時期です。
身体は体力を温存しようとする為、臓器の働きは夏に比べると鈍くなります。
このような時期は消化吸収を助けてくれる食べ物がおすすめです。
①“カブ”は昔からお腹の薬として活用されていました。
(別名:すずな と呼ばれ春の七草の一つです)
分解酵素のジアスターゼやアミラーゼが豊富な為、消化を助けてくれるので胃もたれや二日酔いの時にはとても重宝します。
その上 “カブの葉”にはビタミンA,B1,B2,Cなど栄養素が豊富ですので、葉は捨てずに調理しいただきましょう。例えば、カブの葉とちりめんじゃこを炒め醤油で軽く味付けすると簡単で健康的な副菜が一品完成です。
②“南瓜”も身体を温め胃腸を強くする作用があります。
南瓜は皮も一緒にまるごと食べましょう。
南瓜の種は捨てがちですが、洗って水気を拭き取りオーブン又はフライパンで炒ると美味しいおやつになります。(目安はガスオーブン160℃で20~25分でカリッとなっていればOK)
引き続き寒い日々が続きますが、自然の力を借りながら体内調整をして、今年も1年笑顔で過ごしましょう!